リポート「今が旬の植木スイカ」

「スイカ」といえば、夏の食べものというイメージをお持ちの方が多いと思いますが、

こちらのスイカの一番の食べごろは「春」なんです。

こちらは、熊本県植木町で作られる「植木スイカ」という品種のスイカです。

イカの生産量日本一の熊本県でも、最も歴史が古いとされています。

全国の多くのスイカは夏に収穫されますが、植木スイカは、4月から6月ごろに最盛期を迎えます。

時期が早いというのも特徴ですが、もう一つ特徴があります。

それは、甘さです。完熟した植木スイカは、とにかく甘いんです。

通常のスイカは、三角にカットすると上の部分が一番甘いのですが、

植木スイカは、全体的に糖度が高く、皮ぎりぎりの果肉まで甘いんです。

この甘さの秘密は、育てるときの気温にあるんです。

昼は暖かく、夜は涼しいという、しっかりとした寒暖差のある春の気候が、スイカの甘さに繋がります。

 

ここで、おいしいスイカの選び方を紹介します。

このように、スイカを指で軽くはじいてみてください。

このときの音がポイントです。

ボンボンというしっかり響く音がすれば、熟している証拠です。

ポンポンという、軽めの音がすれば、まだ未熟なスイカです。

 

甘くておいしい「植木スイカ」は、今が旬です。

美味しいスイカを選んで、是非お召し上がりください!